GM:ブロロロロロロロロロォオオオオ〜。

一同:笑

GM:バギーカーが砂煙を上げて眼下の荒野を走っています。モヒカンども数名が奇声を発しながら荒々しい運転をしています。

ノクト:バギーカーって何ですか?(笑)

GM:質問は受け付けませ〜ん。

アッガイ:受け付けられても困るけどな。

モヒカン(バーババ):ハッハー!逃げたって無駄だぜぇ!(笑)

GM:その前には、脆弱そうな男女数名が荷物を抱えて必死に走っています。バギーカーは直ぐに彼らに追いつくと、モヒカン共が飛び降り、疲労している人間共を嬲りはじめました。

ノクト:モヒカンって人間じゃないんだ!(笑)

一同:笑

バーババ:モヒカンって種族だったんだ。(笑)

GM:崖上に立ってそれを眺めていたオバッド=ハイはゆっくりと振り向きながら、再びアッガイとノクトに向かって喋り始めます。

モリエルス:違う世界っていう言い訳がもうきかないよー!(笑)

オバッド=ハイ:アッガイよ。もう一度聞くぞ?お前の愛する神の名前を言ってみよ。

アッガイ:お、お、お、オバードハイ様です〜〜!!

GM:アッガイはアッグに羽交い締めにされています。口にべっとりと賄賂の蜂蜜をこびりつかせたまま、アッグはがっしりアッガイを掴んで離しません。そして、オバッド=ハイは十字架に貼り付けられているノクトの元に近寄り、無慈悲にもその体に人指さしをめり込ませます。

ノクト:ぐはっ!

GM:死んじゃう痛さです。

アッガイ:し、死んじゃったか!?(笑)

GM:まだ。

アッガイ:まだ!?(笑)

ノクト:ゲームマスターはプレイヤーに何してもいいんですか〜?(笑)

オバッド=ハイ:ここはオバッド=ハイ時空。ワシが支配する、自然を司るプレーンよ。

モリエルス:みんなみんな。キャラクターシートに信仰する神様の名前書いてる人は、今すぐ消しとけ。

アッガイ:ちょっと待って。何で自然を信仰する神様のプレーンにバギーカーが走ってんの?

オバッド=ハイ:お前達の言う自然とは、森や小川のことを言うのじゃろう。しかし、人間と自然は元々相反するもの。人間が自然に返るとは即ち、暴力に身を任せる事よ。悲しいかな、それが人のサガ。

アッガイ:オバッド=ハイ様……今はD&Dじゃなくてなんてシステムなんですか?

一同:笑

モヒカン:ヒャッホー!

GM:モヒカン達が一つの仕事をやり遂げた感じの雄叫びを上げるのが聞こえてきました。

ノクト:ちょ、ちょっと待って。なんでこんな所に……

オバッド=ハイ:質問をしているのはワシじゃ!

GM:ずぶしゅー!オバッド=ハイの指が再びノクトの体に突き刺さります。

アッガイ:質問してないだろ!?

オバッド=ハイ:だがシラを切るのなら説明してやろう。お前達は前回のリプレイで『信仰って変えてもいいんですか?』と口走っておったな?

ノクト:い、言ってません。

アッガイ:す、すいません。ごめんなさい!ごめんなさい!(笑)

オバッド=ハイ:ノクトが何故貼り付けられて、ワシの責め苦を受けているのかというと、アッガイは『オバッド=ハイ様って最高だよな』と言っておったからじゃ。

アッガイ:その分、自分の熊の口元にベッタリ蜂蜜塗られて羽交い締めにされてるだけで済んでるって事ですね!(笑)

オバッド=ハイ:そう。まだその程度で済んでおる。

モリエルス:不幸中の幸いだ。

バーババ:しかも、ノクトは前科があるしね。(笑)

モリエルス:冒涜してるしね。

ノクト:何の前科!?

アッガイ:『オバッド=ハイ様ファック・ユー』とか言ってただろ、お前!

ノクト:言ってないって!

GM:ずぶしゅ!

オバッド=ハイ:さあ、もう一度聞くぞ?アッガイよ、お前の愛する神の名前を言ってみよ。

アッガイ:オバッド=ハイ様です!オバッド=ハイ様ばんざーい!

オバッド=ハイ:ん〜?聞こえんな〜?ずぶしゅ!

アッガイ:『ばんざーい!ばんざー!』がばっ!はぁはぁ……

モリエルス:勝手に夢オチにしない!(笑)

アッガイ:えっ!?これ夢オチにならなかったらどうするの?(笑)

オバッド=ハイ:それでいい。今の言葉、ゆめゆめ忘れるでないぞ。では、さらばじゃ。

GM:ノクトとアッガイは同時に目を覚ましました。

アッガイ:『オバッド=ハイ様ばんざ……』がばっ。

ノクト:ぐはっ。

バーババ:はっ!?ノクト、胸を見てみろ!

アッガイ:7つの……!?

ノクト:何か、胸に7つの穴が開いてる。(笑)

モリエルス:なあ、アッガイ。アッグがさっきから美味しそうな鳴き声を上げてるんだけど、何かあったのかなぁ?

アッガイ:い、いや。こ、この口元は!?

アッグ:ニヤリ。

アッガイ:早く導入部分に入って。ていうか、これ全部最初からリプレイに書いておけばいいじゃん。

一同:笑

モリエルス:可哀想だろ、GMが!(笑)

アッガイ:俺らは可哀想じゃないのか!?

GM:お前らが神を冒涜したからだろ?

アッガイノクト:してねぇっつうの!

アッガイ:なんでプレイヤーのルール確認まで神様に怒られなくちゃいけねぇんだよ!(笑)

ノクト:オバッド=ハイ様にファック・ユーと言った覚えはない。

モリエルス:弱みを握られそうな事項は全部キャラシーから消しておこう。

バーババ:そうだね。ロリコンだって言ったらああいうの出てくるしね。

アッガイ:あれ?君楽しんでたじゃん?

GM:ここは港町ツの宿屋です。

ノクト:遂にこの地にも神河の影響が。

GM:君達は昨晩この港町に到着し、「海猫みゃーみゃー亭」に宿を取りました。

アッガイ:ファンタジーっぽいね。

GM:ここに来たのは、モリスの悪友海賊の船長をしており、その船に乗って呪怨ちゃんを故郷に送り届けてあげようという粋な計らいからです。

バット:ちょっと待ってくれ。

アッガイ:マイナス×マイナスはプラスですか?モリスの悪友はグッドですか?(笑)

バット:モリスの悪友というとエルフなんですか?

バーババ:海エルフでした。顔色が青いよ。

バット:モリスって故郷から出てきて直ぐにうちらのパーティーに入ったんじゃなかったっけ?

モリエルス:ああぁん?じゃあ僕はこの世の中の汚さをどこで覚えたんですか?

一同:笑

バット:すみません。ごめんなさい。

アッガイ:元から汚かったんじゃ……(笑)

ノクト:語られていない過去があるんだよ。

モリエルス:エルフは純朴じゃないですか。

GM:ツは主要な交易路からは外れているものの、王権の監視の目が届かない場所でもあるので、非合法な品を売買する妖しげな船や海賊船が寄港することが多いです。町は活気に溢れてはいるものの、4人に3人はモヒカンヘアーのいけ好かない面の奴らです。

アッガイ:あのさぁ、今までも港町じゃなかったけど特に王権の監視の目は届いてなかったような……(笑)

モリエルス:モヒカンヘアーってどうやってやってるの?頭に毒素がまわちゃってって話が……

アッガイ:ちょっと待って。オバッド=ハイ様に聞いて……あ、あれ?何言ってるんだ、俺?(笑)

バーババ:マジック・ザ・ギャザリングを見ると、モヒカンはエルフが得意そうな感じがするね。

バット:ラノワールがな。

アッガイ:そういう町なの?

GM:そういう町です。で、既に船は港についており、今日のお昼には乗り込む予定です。

バーババ:良かったな、呪怨。これで故郷に帰れる。

ノクト:もう2度と来んなよ。

GM:そこに、長身やせ形のスキンヘッドの人物が君達に近づいてきます。

スキンヘッド:お食事中失礼。私、旅の調教師のタマネギと申します。

GM:男は生のタマネギをシャキリとかじりながら、尖った顎を尽きだして言います。

タマネギ:時に、あなた達が連れていらっしゃるそちらの子供、実に素晴らしい素質を持っているようですね。ほんの少し調教すれば、最高の穴奴隷になりますよ。どうです?私にその子供を売っていただけませんか?

ノクト:穴奴隷ってなんですか?

アッガイ:ほら、キングゲイナーにアナ姫様って出てきたじゃん?

モリエルス:そいつが俺の悪友じゃないですよね?

GM:それは違う。

バーババ:質問なんだけど、これがもしかして明からさまな分岐って奴なの?(笑)

GM:これがその明からさまな分岐ですよ!

バーババ:『立派な穴奴隷になるんだぞ』って言って手放すのが分岐の一つなの!?

GM:うん!君が邪魔だと思うならここで売ってもいい。コナンも砂漠の冒険にお姫様はいらないって理由で売ってたでしょ?

バーババ:売ってた!前回救出したお姫様は冒険に邪魔なので売ったって……(笑)

アッガイ:最初のあらすじっぽい5行くらいの場所で、2行くらいで語られてた。

モリエルス:おい、未来少年!

バット:未来少年じゃねぇ!

ノクト:未来筋肉少年コナン!

バーババ:バーババの答えはこれだ!ガツーン!

タマネギ:うわ!

バーババ:顔を洗って出直してこい!

ノクト:これが分岐ならもう片方の分岐、凄い意味無いと思うんだけど。(笑)

GM:ここで『ガザーバード!』で売っちゃうと思ったんだけど、売らなかったね。

アッガイ:待って。なんで『ガザーバード!』で売ることになるのか、繋がってないじゃん。復讐の神様だよ!ねぇ(笑)

タマネギ: 気が変わったらいつでも連絡を下さい。それでは、失礼します。

GM:男は去ります。

アッガイ:連絡手段あるの?

バーババ:名刺に携帯の電話番号が書いてあったから平気だよ。(笑)

アッガイ:もちろん取っておかないよね?

バーババ:ビリビリビリビリ!

モリエルス:携帯ってなんだい?

ノクト:呪怨ちゃんは故郷に帰してちゃんとウィザードになるのがいいと思う。

モリエルス:呪怨ちゃんの方を見てニヤリと笑って、『命拾いをしやがったな』とか言おう。

呪怨:ひい。

ノクト:ていうか、呪怨ちゃんってどういうキャラか覚えてない。

モリエルス:氷のように冷たい目をした……

アッガイ:幼女。

ノクト:誰にもなつかない幼女。(笑)

バーババ:バーババにはなついてるんだよ。仮面の下で。さて、モリスの友達はいつ来るのかな?

アッガイ:こっちから船に乗りに行くんじゃないの?で、まだちょっと時間があるんでしょ。

バーババ:モリスの肩にポンと手を置いて『あんなに嫌っていたのに手配をしてくれて本当にありがとう。モリスのおかげだ』

モリエルス:な〜に、任してくれ。まあ、僕が見たところ、この子は磨けば光るってタイプだしね。友達も気に入ってくれると思ったんだ。

アッガイ:あれ?彼女の故郷ってうちらいつ知ったの?

ノクト:自分で言ったんじゃない?

モリエルス:故郷ってどこだ?僕は知らないよ?

バーババ:どこなんだって聞いてみよう。

呪怨:北の……ペケペケって国。

一同:笑

アッガイ:それくらいは考えておきましょうよ、呪怨さん。(笑)

バーババ:グッと掴んで、むしろバーババと別れるのが……

アッガイ:どこ掴んでるんだよ!まったく……

呪怨:ご、ごめん!本当はバーババと少しでも長くいたいから……ごもごも……でも、船に乗らなきゃいけないのは本当よ。

モリエルス:そう、君は船に乗らなくちゃいけないんだよ。なんせ、話は既についてるんだしな。前金も既に貰ってるしさ。あっ、俺500Gpくらい増やしていいですか?

GM:えっ!?なんで!?

モリエルス:友達に話しつけたんですよね?

GM:つけてない、つけてない。

バット:呪怨ちゃんはこっから一人で船乗っていっちゃうの?

GM:違う違う。

バット:えっ!?俺らも行くわけ?

ノクト:そんな話知らかったよ?

アッガイ:船代は?

GM:モリスの友達だから。その話はこれから……

バーババ:大丈夫大丈夫。呪怨ちゃんの手を見ろ!このとある国の王家の紋章が!

アッガイ:ようするに、手握りたいだけだろ。離してやれよ。

バーババ:もーーーーーーーーー!

モリエルス:不用意な発言をすると直ぐに最下位まで落ちるよね。(笑)

バーババ:そういえば、海賊やってるんだよね、モリスの友達。

モリエルス:うん。そ、そうらしいよ。

ノクト:それは良くないですね……

モリエルス:海の男って奴さ。

ノクト:凄い聞きたいんだけどさぁ、海賊船に乗り込むんじゃなくて、連れ去られるの間違いじゃない?(笑)

バット:モリスの悪友だからしょがない。

アッガイ:ていうか、普通に海賊が友達にいるんだ。(笑)

バーババ:向こうの人の良さそうなおじちゃんにお願いした方がいいんじゃ……

モリエルス:待てよ!この町じゃ普通に宿屋で飯を食ってる善良な冒険者の前にあんな奴がくるんだぜ?善良そうな顔をしてるからって信じられるわけ無いだろ?あいつが懐からカボチャとか出してシャリって食べたらどうするよ?

アッガイ:それは別に悪い描写ではないんじゃない?(笑)

モリエルス:ああ、そっちはOKだった。

バーババ:確かに、そう言われてみると人の良さそうなおじさんが手に持ってるトランクから髪の毛が出てる!(笑)

モリエルス:住人の3分の1はモヒカンなんでしょ、ここ?信じられないよ、誰も。

バット:これから船に乗るらしいんですけど、水に落ちても大丈夫な魔法とかないの?

バーババ:バーババ北島康介だから大丈夫。

モリエルス:でかくなる魔法を僕のペットのレミィちゃんにかけるってのはどうかな?

バーババ:モリスが自分にかけて全長40mになれるんなら(笑)

バット:水深しだいじゃない?

モリエルス:でかくなっても能力値変わらない気がする。

ノクト:筋力が変わる。

アッガイ:全長40になってもシミター1発で死ぬんじゃない?

バーババ:そんなモリス見たくない。(笑)

アッガイ:それこそモリスっていう気もしないでもないけど。(笑)

モリエルス:常にでかくなってるとか。

バット:どうやってダンジョン入るの?(笑)

モリエルス:ウォータブレッシングとウォータウォークのポーションを買いなよ。両方とも750Gp。

ノクト:おぼれて死ぬのもヤダしね。

モリエルス:戦闘とかよりも僕はその悪友が信じられないので。

バーババ:朝起きたらロープで縛られてるよねぇ。

モリエルス:僕の悪友だよ、だって。

バーババ:どうしようかな〜。

バット:まさに悪い友だよ。

アッガイ:友達じゃないんじゃない?

バーババ:パンツにカミソリ仕込んでおいてもいいよね?

アッガイ:えっ!?とんでもないことになるよ!?

バーババ:横に仕込んでおけば。

アッガイ:それって何の役に立つの?

バーババ:だって、朝縛られてるんだよ、みんな。

バット:なんで前提なんだよ!(笑)

アッガイ:縛られてる状態から取り出せる場所にカミソリがあるってこと?パンツだけなの?普通着るよね、パンツの上に。(笑)

GM:腰ミノじゃないの?

バーババ:腰ミノに1Gp払ってカミソリを仕込んでおきます。ていうか、モリスの悪友楽しみだなぁ。(笑)

モリエルス:凄い会いたくない。海賊対策は今の内に!

バーババ:海賊対策って言われても、ラム酒や縛り首しか……

アッガイ:人型モンスターって考えれば良いんじゃない?

ノクト:割と素直かもよ、人だから。

モリエルス:バットのレイピアって相手がFearするんだっけ?

アッガイ:鞘から抜かないと聞かないんじゃなかったっけ?

モリエルス:常に抜いてようよ。

アッガイ:それって乗せてくれないんじゃないかなぁ。

GM:抜き身のレイピアを持った男が……

モリエルス:隠しておくんだよ。背中に突っこんでおくとかさ。パンツの中に入れとくとかさ。

バット:訳分かんないよ。

アッガイ:縛られたときに。(笑)

バーババ:その時はバーババが助ける。大丈夫。

モリエルス:テラーナイトとして。

バーババ:忌み嫌われる人に。