このお話ではアルフォンゾとルドルフのプレイヤーが都合により欠席した為、他のプレイヤーが代わりにロールしていたりします。

GM:始めます!

一同:わ〜!(ぱちぱち)

ライ:ヤホー!今回は血の宴からです。(笑)

GM:年は明けて一月。今日は(タロットを捲って)1月の15日です。個々人の日常生活から始めましょう。まずライです。ルドルフと肉体交換をしていたライは無事元に戻ることが出来たものの、その後インフルエンザにかかったり、ちょっとした弾みで幽体離脱したりと、調子が宜しくありませんでしたが……

ライ:待って下さい!(笑)

GM:最近やっとこさ本調子に戻ってきました。というわけで、今日は朝食を食べた後バイトに行く予定です。ライは着替えると、ダイニングに下りてきました。

ライ:は〜〜又あの店長の顔を見るのか……はっ!?いけない、いけない。お金くれるもんね〜。

GM:テーブルの上にはマンガ肉を挟んだサンドイッチが用意されています。お母さんは隣の居間で、連続テレビ小説「奥様はゴーレム」を見ています。

一同:笑

チャネル:あったな。(笑)

ライ:不味そうですか?

GM:毎日食ってるものだから……

リディア:不味いも美味いもないんじゃないか?

ライ:じゃあ、一口食べてみて、リディアの所で飯を食おうと決めます。

GM:お母さんが話し掛けてきます。

ラミア:ライ。

ライ:な〜に?

ラミア:ライ、ルドルフの頭に刺さってる旗なんだけど……

ライ:ああ、あれねぇ。

ラミア:それ、生えてるわよねぇ?

ライ:お母さんがやったんじゃん。

ラミア:さっき、つまようじの中に世界樹の枝が一本混入したとかなんとかで、回収騒動があったってやってたけど、それよねぇ。

ルドルフ(リディア):えっ!?

ライ:まさか、ルドルフの頭を勝ち割る気?

ラミア:ラッキーボーイよね。

ライ:パカ!フッフッフ!!

ルドルフ(リディア):その前に逃げるぞ。

ライ:そんなもん、しっぽを掴んで……

ルドルフ(リディア):魔法使う!

ライ:≪さよなら、僕の魔女≫!(笑)

ルドルフ(リディア):それでもいいや。死にそうだしさぁ。(笑)

ライ:特殊部隊はどれくらい迫ってきてる?

GM:特殊部隊!?(笑)

ライ:ルドルフ頭勝ち割り隊!!(笑)

デルデロ:マスター。ルドルフの頭を見ただけで世界樹の枝って分かりますか?

GM:分かりません。

ライ:ナタとか斧とか色々持って一目散にルドルフの頭に向かって来るんですよね?(笑)

GM:来ません!(笑)

リディア:ライとお母さんだけだろ?

チャネル:話を整理すると、ライとライのお母さんがこれを狙っているのか?

GM:いや、狙ってはいない。

ライ:マスターに質問です。世界樹の枝ってどういう効果があるんですか、この世界で?

GM:別にそんな深い設定とかなくて、ただ単にルドルフを嫌な気分にさせる為の設定なので、話の本筋とは何の関係もありません!

一同:笑

チャネル:言っちゃったらお終いじゃん!(笑)

ライ:まただ!(笑)

ラミア:ほら、ライ。バイトの時間よ。

ライ:は〜〜い。

GM:というわけで、ライはバイトに行きました、と。それではライはここで置いときましょう。では、チャネル。

チャネル:はい、チャネルです。

GM:特A級犯罪の前科のついたチャネルでしたが、本屋の主人はとてもいい人だったので、以前の半分の給料でまた雇ってくれました。

一同:笑

GM:というわけで、チャネルは本屋でバイトをしています。

チャネル:お、おじさーん!?(笑)

GM:店内には立ち読みをしている私服警官が一人だけで、とても暇です。特A級犯罪の前科のあるチャネルは、常に私服警官によってマークされています。

一同:笑

GM:少なくともバイト中は、マークされていることにチャネルは気付いています。しかし、チャネルは物足りなさを感じていました。それは、チャネルたんハァハァおじさんの姿が見られなくなった所為かもしれませんが、全く気のせいかも知れません。

ライ:犯罪が出来ないから物足りなさを感じているとか。あのスリリングな日をもう一度。

GM:チャネルが店番をしていると、本屋の主人がやってきます。

本屋の主人:どや、仕事に精出しとるか、ズベ公?

一同:微笑

リディア:た、態度が大分変わっているぞ!?

GM:本屋の主人はチャネルが犯罪者だと分かった途端、態度を豹変させ、口汚い関西人になりました。

チャネル:確か、お父さんとお母さんの親戚のおじさんってことじゃなかったんだっけ?(笑)『お、おじさ〜ん』

本屋の主人:おじさんやと?馴れ馴れしい。お前みたいな犯罪者、使うたるのはうちぐらいやで。これからもこき使うたるさかい、あんじょう頑張りーや。

デルデロ:ガチャ。デルデロが帰ってきました。『チャネル〜。新しい仕事が見つかったよ』

チャネル:何、デルデロ?

デルデロ:簡単さ。死体をA地点からB地点に運ぶだけでここの百倍の稼ぎが手に入るんだぜ。

一同:笑

チャネル:ひゃ、100倍?

デルデロ:いや〜、苦労したよ手に入れるの。

GM:私服警官の目が光っています。

デルデロ:待って。猫の……

GM:猫の会話は分かんない。

ライ:じゃあ、好き勝手言いたい放題言えば?

チャネル:「したい」って、何かやろうかなぁって。

ライ:ぱくぱく〜。(笑)

デルデロ:僕は思うんだけれども、チャネル。おっさんの下で働くのはもう止めにしよう。

チャネル:私もそろそろ……

本屋の主人:テロリズムの相談か、猫と?

チャネル:何も話してません!

本屋の主人:そや。ボッタクリ商店の親父がその本持って店来い言うてたで。

チャネル:その本って?

本屋の主人:ワイがやった本や。それ、盗品だったんとちゃうか?これだから犯罪者は気が許せんのや。

一同:笑

リディア:な、なんで!?

チャネル:た、態度が!?態度が一ヶ月前とはあまりにも違う!そ、そうだ!魔法かなんかで!

デルデロ:魅了しよう。

GM:でも、私服警官の目が光ってますよ。

デルデロ:魔法使ったら分かるかなぁ?

GM:分かる!(笑)

ライ:じゃあ、私服警官の口を封じ込める!死人に口なし。ヤフーイ。(笑)

リディア:私服警官『蒸発』させたらもう2度と……

ライ:私服警官蒸発させてどうすんの?(笑)

デルデロ:チャネル。その本を何で持ってかなきゃいけないのか聞いといた方がいいよ。

チャネル:なんでそんなこと知ってるの、おじさん?

本屋の主人:ボッタクリ商店のオヤジがワイに口付け……

リディア:く、口付け!?(笑)

本屋の主人:いや!ことづけを頼まれただけさかい……

ライ:そんなマニアックな!!超マイナーカップリングだよ、これ!!(笑)

本屋の主人:ほなな。

GM:気さくな本屋の主人は去っていきました。

デルデロ:大丈夫だ。堪えるんだ、チャネル。このシナリオが終わったら僕が助けてあげる方法を考えついたよ。

チャネル:まさか、こんな境遇で1ヶ月暮らしていたとは……

GM:じゃあ、リディアの方に行きましょう。

リディア:は〜い。

GM:リディアは非合法な手段で手に入れた家で、商売をしています。

リディア:な、なんでですか!?

GM:近所の人間は、何故リディアが家を手に入れることが出来たのか不思議がっており、何か黒い手段を使ったのではいかという噂でもちきりです。

不良少女(デルデロ):リディア〜。いい家に住んでるじゃな〜い?ここを集会の場所に使うわよ〜。

リディア:それは立ち漕ぎエンジェルス?

不良少女(デルデロ):なによ〜?初めて会ったみたいな顔して〜?

GM:こないだ拉致られただろ?

リディア:どうやって戻ってきたの?

不良少女(デルデロ):私たちは立ち漕ぎエンジェルスよ。あんな所簡単に脱走できるに決まってるじゃな〜い?

GM:拉致られたままです。

一同:微笑

ライ:断固拒否。(笑)

デルデロ:そうか、断固拒否か。(笑)

リディア:あそこからは戻って来れないと聞いていたのに……

ライ:地獄のスイミングスクール。

チャネル:アルカトラズ。

デルデロ:いや、チャネルを助ける手段として……まあいいや。どうぞ。

GM:そんな風評被害のおかげで、お客は減りました。リディアが先日衝動買いしたばかりのリディアミン空中散布装置を弄りながら無差別テロに思いを馳せていると……

リディア:馳せています。(笑)

GM:近衛隊長のロンドがやってきます。

ライ:マスター待って。アルフォンゾは?

GM:今日はちょっと体調が悪いとか言って、寝たきりで起きてきません。

ライ:えっ!?虹色になったりしてるんじゃないの!?(笑)

リディア:突付いてみよう。

GM:ぷにぷに。凄くうなされているなぁ。

リディア:息はありますか?

アルフォンゾ(GM):リディアちゃん、私は大丈夫よ。後で貴方のお手伝いをするから、今は休ませて。

ライ:と言いながら、顔色が虹色に!!(笑)

リディア:……これ、顔色が悪いんだろうな、きっと。とりあえず、リディアミンを注射したくなる衝動を抑えて、ロンドさんがやってきたので『はい、なんですか?』

近衛隊長ロンド:やあ、久しぶりだね。

ライ:バタン!(笑)

リディア:待って!今のは気のせいだ!

近衛隊長ロンド:元気にしておったかな?今日来たのは他でもない。実はある事件を捜査しているのだ。それで、お話を聞かせてもらえないかね?

ライ:ルドルフの頭なら割らせてあげても良くってよ。

デルデロ:(ころころ)登場判定 成功。横で聞いてた。

チャネル:どういう登場判定なの?

近衛隊長ロンド:最近、この町で不可解な失踪事件が連続していてね。その件を追っているんだ。つい先日も、その先の路地で不良少女3人が消息を絶ったという話を聞いたんでね。

ライ:ああ。それなら犯人知ってるわよ。

近衛隊長ロンド:えっ!?

リディア:スイミングスクールの先生でしょ?

近衛隊長ロンド:な、何で知ってるんだね?

リディア:見かけたから。

近衛隊長ロンド:そ、そうか……。では、早速犯人の手配書を作ろう。ところで、どうしてそんな異常な光景を目にして、何の通報もしなかったのかね?

リディア:そう言えばそうだったね。すっかり忘れてたからなぁ。ていうか、そもそもあのスイミングスクールって、この町の恒例行事じゃないの?

ライ:スイミングスクールの名前、閻魔大王だけど。

近衛隊長ロンド:まあ、そういう勘違いは良くあることだ。ご協力に感謝する。それでは。

リディア:いえいえ。

GM:ロンド隊長は帰って行きました。

デルデロ:そんだけだったの?

ライ:……後ろから襲撃しようか?

リディア:しなくていい!!貴方も犯罪者になるつもり?

ライ:違う……金をせびるのよ。

GM:犯罪者じゃねぇかよ!

リディア:同じじゃないか!ビシッ!

GM:ライはバイトに行かなきゃ。

ライ:じゃあ、行って来る。あの小汚い店長の顔見てくるわ。

リディア:そういえば、給料は貰えるようになったの?

ライ:……何も言わずに去ります。(笑)

デルデロ:みんな境遇が悪くなってるね。